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芸術カウンセリング

21世紀カウンセリング叢書
芸術カウンセリング

近喰 ふじ子 著
B6判 204ページ
定価:1600円+税
ISBN978-4-411-00345-4(4-411-00345-7) C0011
奥付の初版発行年月:2002年05月/[2002年05月13日刊行]
在庫あり

内容紹介

芸術カウンセリングはファンタジーやイメージを扱う心理療法である。本書は、コラージュ療法を中心に芸術療法が持つ治療の方法や実践を事例に則して論じている。

著者プロフィール

近喰 ふじ子(コンジキ フジ)

1947年東京に生まれる。1975年東京女子医科大学院医学部卒業。1980年医学博士。1996年〜日本心身医学会認定・指導医。1990〜日本小児科学会認定医。1998〜臨床心理士資格認定。小児科学専攻。心身医学専攻。
1991年立正佼成会付属佼成病院小児科医長を経て、1988年東京家政大学文学部心理教育学科ならびに、文学部心理教育学科ならびに、文学研究教授。現在、聖心女子大学人間科学部非常勤講師・文教大学人間科学部非常勤講師を兼務する傍ら、東京女子医科大学小児科非常勤医員/みさと健和病院小児科非常勤医員・国立精神神経センター心身医学研究部研究生。
著書として『体験コラージュ療法』(山王出版)、『コラージュ療法入門』(創元社)、『人間関係についての相談』(ぎょうせい)、『遊戯療法の研究』(誠信書房)、『よくわかる心療内科』(金原出版)、『メンタルヘルス辞典』(同朋社)ほか。

目次

はじめに

第1章 芸術カウンセリングとは何か
第1節 表現としての芸術カウンセリング
 1.コラージュの誕生からコラージュ療法に至るまで
 2.表現すること
第2節 芸術カウンセリングにおける構成要素
 1.芸術療法家
 2.治療者、患者・稚児(クライエント)と「芸術」関係
 3.小道具・環境
 4.「芸術」としての技法
第3節 芸術カウンセリングと遊び
 1.遊べない子どもの場合
 2.遊べない母親の場合
第4節 身体的言語としての芸術カウンセリング
 1.前言語
 2.聴覚による音声認知
 3.ことばとしての発声
第5節 ファンタジーとしての芸術カウンセリング

第2章 芸術カウンセリングの方法とアセスメント
第1節 芸術カウンセリングの適応
第2節 芸術カウンセリングへのアプローチ
 1.導入の方法
 2.継続の方法
 3.作品の保存方法
第3節 芸術カウンセリングの応用
 1.作品の見立て(診断)とその解釈
 2.心理検査(テスト)との組み合わせ
第4節 集団芸術療法
 1.自己啓発としての集団芸術療法
 2.治療効果
 3.構成要素としての役割

第3章 芸術カウンセリングの実際
第1節 再発性消化性潰瘍の男児症例
第2節 摂食障害の女子症例
第3節 不登校の男子症例
第4節 外食すると吐き気がすると訴える分裂病圏の男性

第4章 芸術カウンセリングの今後の展望
第1節 芸術カウンセリングの現状と課題
第2節 芸術カウンセリングへの期待

おわりに
参考文献

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