会社概要会社概要 サイトマップサイトマップ お問い合わせお問い合わせ

自殺予防カウンセリング

21世紀カウンセリング叢書
自殺予防カウンセリング

藤原 俊通 著, 高橋 祥友 著
B6判 ページ
定価:1700円+税
ISBN978-4-411-00362-1(4-411-00362-7) C0011
奥付の初版発行年月:2005年05月/[2005年05月01日刊行]
在庫あり

内容紹介

1996年以降以上に増加した自殺者の数、毎年3万人以上の人が何らかの理由で自殺に追込まれています。もはや、私たちはこの驚愕すべき事実に前で手をこまねいて何もしないわけにはいかないのです。大きなこの社会問題に日本の社会そのものが立ち向かい解決の方法を模索しなければならないのです。

著者プロフィール

藤原 俊通(フジワラ トシミ)

1989年、防衛大学校人文社会学部管理学科卒業。2002年、筑波大学大学院修士課程(カウンセリングコース)修了。臨床心理士。同年より、自衛隊中央病院精神科心理幹部(カウンセラー)。
主な著書として『自殺のポストペンション』(医学書院)・共著)(2〜4章担当)

高橋 祥友(タカハシ ヨシトモ)

1979年、金沢大学医学部卒業。1987〜88年度フルブライト研究員(UCLA)。2002年より防衛医科大学校・防衛医学研究センター・行動科学研究部門・教授。医学博士、精神科医。主な著書として『医療者が知っておきたい自殺のリスクマネジメント』(医学書院)、『自殺の危機』(金剛出版)、『自殺のサインを読み取る』、『自殺の心理学』、『自殺未遂』(講談社)、『群発自殺』(中央公論社)、『自殺・そして残された人々』(振興医学出版社)他(第一章担当)

目次

はじめに

第一章 自殺の実態とカウンセリング
 一 最近の自殺の現状
 二 自殺のリスクをどう評価するか
  コラム①男性もまず気楽に相談を
  コラム②本気で死ぬ気があったのか?
 三 精神疾患と自殺(とくに鬱病に焦点を当てて)
 四 自殺の危険に高い人に共通する心理
 五 「自殺したい」と打ち明けられたら
  コラム③酒は百薬の長?

第二章 自殺予防におけるカウンセリング
 一 カウンセリングの位置づけ
 二 カウンセリングとは
  コラム④一見簡単な相談の背後に深刻な問題が
 三 カウンセリングと心理療法

第三章 自殺予防のカウンセリング
 一 自殺予防の三段階
 二 カウンセラーの機能
 三 プリベンションにおけるカウンセラーの役割
  (1)アセスメント
  (2)プリベンションにおける心理教育
  コラム⑤それでも「がんばれ!」と言いますか?
  (3)コンサルテーション
  コラム⑥職域病院の利点と欠点
 四 インターベンションにおけるカウンセラーの役割
  (1)インターベンションとは
  (2)精神科との連携
  (3)インターベンションのカウンセリング
  コラム⑦携帯番号教えますか?
  (4)社会復帰支援
  コラム⑧カウンセラー自身のケア
  コラム⑨上手な比喩と言い回し
 五 ポストペンションにおけるカウンセラーの役割
  (1)ポストペンションの位置づけ
  (2)ポストペンションの内容
  (3)ポストペンションのカウンセリング
  (4)ディブリーフィング(グループカウンセリング)
  (5)ポストペンションにおけるアセスメント
  (6)ポストペンションにおける心理教育
 六 まとめ

第四章 事例
  (1)受診まで
  (2)精神科受診
  (3)入院直後の対応
  (4)ポストペンション
  (5)焦りへの対応
  (6)社会復帰支援
  (7)まとめ
  コラム⑩カウンセラーのエネルギー

あとがき
推薦図書(自殺予防カウンセリングに関してさらに詳しく学びたい読者のために)

コメントを残す


駿河台出版社 Phone 03-3291-1676 〒 101-0062 千代田区神田駿河台3-7
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。
掲載されている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。駿河台出版社の社員によるもの、上記以外のものの著作権は株式会社駿河台出版社にあります。 書影を除く書誌情報は、販売・紹介目的に限り利用を認めます。