初級文法で読むフランス事情

【教科書。解答は付属せず。】この読本の特徴は，まず文法項目の学習進度に厳密であることです．既刊書『フランス語文法の〈基
礎〉』の文法項目の進度に合わせ，既習の文法項目のみを使って文章が書かれています．難しい文法項目が，先取りの状態でテキストに現れることはありません．次に，文章の内容が学習者の興味を引くものだということです．テキストを読むことによって，今まで知らなかったフランスに関する情報を得ることができます．３番目に，テキストの文章が，フランス人の観点ではなく，日本人の目を通して書かれているということで
す．学習者と同じ視点からフランスを見ることにより，学習者の興味を引きつけるようにしました．【全１０タイトル：フランス語圏の国々，ガリレオ，国境なき医師団，映画とブランドほか】

井上　美穂（イノウエ　ミホ）

上智大学ほかで非常勤講師。著書に時事フランス語の教科書「アンフォ」シリーズ、『初級文法で読むフランス事情』（ともに駿河台出版社）、『カタコトのフランス語がらくらく話せる本』（中経出版）ほか。

モレ・オディール渡辺（ワタナベオディ）

長崎大学非常勤講師。共著書に『新アン・マルシュ』『オナ・ヴァンス』（ともに駿河台出版社）がある。