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クライエント中心のカウンセリング

21世紀カウンセリング叢書
クライエント中心のカウンセリング

佐々木 正宏 著
B6判 222ページ
定価:1700円+税
ISBN978-4-411-00364-5(4-411-00364-3) C0011
奥付の初版発行年月:2005年10月/[2005年10月01日刊行]
在庫あり

内容紹介

クライエントは悩みや問題や自分の置かれている環境を自分の流儀で捉えている。親をはじめとする周囲の人々やカウンセラーについても自分がそうだと認めたままの独自の捉え方をしている。この私的世界は本人が中心であり、本人しか知ることが出来ない。カウンセラーのような他者も、この私的世界に共感的理解によって近づくことができる。そのような私的世界をC.ロジャースはとても大切にしている。

著者プロフィール

佐々木 正宏(ササキ)

1953年生まれ。19##年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。19##年国学院大学文学部専任講師。現在、聖心女子大学文学部教授。
主な著書として『改訂版人格心理学』(放送大学教育振興会・共編)『適応と援助の心理学−援助編』(培風館・共著)、『女子大生がカウンセリングを求めるとき』(ミネルヴァ書房・共著)、『カウンセラーの仕事の実際』(培風館・共著)

目次

はじめに

第一章 クライエント中心の姿勢
第一節 K子の事例
第二節 K子の事例の考察
第三節 クライエント中心ということ

第二章 人間をどうとらえるか
第一節 人間についての二つの仮定
第二節 経験と自己概念
第三節 経験と自己概念の関係
第四節 心理的適応・不適応
第五節 カウンセリング理論の骨子
第六節 援助しやすいクライエント

第三章 無条件の肯定的配慮、あるいは受容
第一節 無条件の肯定的配慮の意味
第二節 クライエントの依存欲求と無条件の肯定的配慮
第三節 この姿勢をどれだけ保てるのか

第四章 共感的理解
第一節 共感的理解の意味
第二節 いくつかの手法と共感的理解の効果
第三節 質問

第五章 自己一致
第一節 自己一致の意味
第二節 自己一致の大切さ
第三節 自己一致の利用

第六章 クライエントに起きる変化
第一節 クライエントが離れるものと向かうもの
第二節 クライエントの自己受容

参考文献
引用文献

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