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自己愛性人格障害

21世紀カウンセリング叢書
自己愛性人格障害

町沢 静夫 著
B6判 253ページ
定価:1700円+税
ISBN978-4-411-00365-2(4-411-00365-1) C0011
奥付の初版発行年月:2005年11月/[2005年11月23日刊行]
在庫あり

内容紹介

80年代に欧米で注目されだした自己愛性人格障害がどのようにして日本で生まれ、特色を持っているかを検証しながら、その病理性を暴き出し、解決の道を示そうとする。特に最近の特異犯罪な例のなかに「自己愛性人格障害」者が多く見られるのを指摘している。「平成17年5月11日に監禁容疑で警視庁捜査1課に逮捕された小林泰剛容疑者の犯罪歴や養育歴を見ていると、過保護であり、しかも人の気持ちを理解する共感性に乏しく、さらに残酷であり、・・・一見美形顔をしており、このようなことから考えても、反社会性人格障害あるいは精神病質人格(サイコパス)といってよい人格である。そのことは自己愛性人格障害者の、人を自由に操作し、自分が所有者であるかのように振る舞うのと類似している。(本書より)

著者プロフィール

町沢 静夫(マチザワ シズ)

1945年新潟県糸魚川市に生まれる。1968年東京大学文学部心理学科卒業。1976年横浜市立大学医学部卒業、東京大学付属病院分院神経科勤務。1986年国立精神・神経センター精神センター精神保健研究所室長。1994年町沢メンタル・ヘルス研究所開設。1998年立教大学コミュニティ福祉学部教授。現在は精神科医・医学博士、町沢メンタルクリニック院長。
専攻は思春期・青年期精神医学/社会病理学・異常心理学/心理療法・犯罪学。
主な著書として、『ボーダーラインの心の病理』(創元社)、『成熟できない若者たち』(講談社)、『ボーダーライン』(丸善ライブラリー)、『閉じこもるフクロウ』(朝日新聞社)、『あなたの心にひそむ<見捨てられる恐怖>』(PHP研究所)、『こころの健康辞典』、『心の壊れた子どもたち』(朝日出版社)、『臨床心理学』(医学書院)、『ぼくの心をなおしてください』(幻冬社)、『ADHD』、『心の健康ひろば』(駿河台出版社)、『人格障害とその治療』(創元社)。

目次

はじめに

第1章 自己愛性人格障害
 第1節 診断基準DSM-Ⅳ-TR
第2節 自己愛性人格障害の病理
 第3節 ミロン(Millon,T)による自己愛性人格障害の下位分類
 第4節 顕在的自己愛性人格障害と潜在的自己愛性人格障害
 第5節 自己愛性人格障害と他の疾患の関係

第2章 自己愛性人格障害の歴史
 第1節 自己愛性人格障害の概念の歴史
 第2節 認知療法家から見た自己愛性人格障害
 第3節 コフートの自己愛性人格障害
 第4節 カーンバーグの自己愛性人格障害
 第5節 マスターソンの自己愛性人格障害
 第6節 マーラーの自己愛性人格障害
 第7節 ミロンの自己愛性人格障害
 第8節 対人関係的観念からの自己愛性人格障害
 第9節 5因子からみた自己愛性人格障害
 第10節 その他の研究者の概念

第3章 自己愛性人格障害の治療
 第1節 自己愛性人格障害の精神療法
 第2節 コフートの精神療法
 第3節 カーンバーグの精神療法
 第4節 マスターソンの精神療法
 第5節 自己愛性人格障害の認知行動療法

第4章 自己愛性人格とモラルハラスメント
 第1節 日本の家庭とモラルハラスメント
 第2節 日本の企業とモラルハラスメント
 第3節 企業とセクシャルハラスメント
 第4節 病院とモラルハラスメント
 第5節 日本社会といじめ
 第6節 学校といじめ
 第7節 政治家とモラルハラスメント
 第8節 自己愛性人格と犯罪

第5章 自己愛性人格障害と犯罪
 第1節 自己愛性人格障害と犯罪
 第2節 現代と自己愛性人格および自己愛性人格障害

第6章 自己愛性人格障害と創造性及び病理
 第1節 サルトルの自己愛と創造性
 第2節 心理学的にみたサルトルの問題
 第3節 サルトルの創造性の秘密
 第4節 ニーチェと自己愛的性格
 第5節 自己愛性人格障害と政治家

おわりに
参考文献

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