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スルガダイマガジン

全国本屋さん巡りの旅 2014夏 その1

2014-08-22

みなさま、ごきげんよう。

 

残暑が厳しくて、寝不足気味の編集Aです。

 

夏です。思い出を作ることがなかば使命のように感じる夏です。

 

なぜ使命を感じなければならないのか。

 

それは夏休みがあるからですね。

 

夏休みに夏の思い出を。

 

幼き頃より刷り込まれたこの命題のために、夏休みにはどこか行かなければならない。花火を見に行かなければならない。BBQをしなければならないのです。たとえいい思い出とはならなくても。

 

この思い出作りに翻弄された苦い時期もありましたが、その黒歴史を乗り越え、今は夏休みと言えば、本屋さんです。

 

本屋さんに行けば、他人の思い出を読むことができます。その思い出に思いを馳せることもできます。思い出を作る前にあれこれ思いを巡らすことができる場所です。でも、それが一番楽しいですよね。

 

その思いはプライスレスです。

 

もう夏は終わりに向かってますが、まだまだ本屋さんは熱いです。

 

というわけで、個人的な趣味として、夏休みは青春18切符で全国の本屋さんを巡り、美味しい食事とお酒を楽しむことにしています。「鉄ちゃん」というわけではないのですが、長時間電車に乗るのは、別段苦でもなく、むしろ本が読めたり普段見ることのできない景色が見られるので、各駅停車の旅は好きなんです。

 

昨年は、京都、大阪、神戸、奈良、浜松、静岡の本屋さんを巡り、今年はどこに行こうかととても迷ったんですが、

 

リトルプレス『HAB(Human and Bookstore)新潟』を読んで興味を持った新潟に行くことにしました。

 

(最初は、熊本・福岡の予定だったんですが、申し込むのが遅くホテルの確保が難しい状況だったので、それはまた別の機会に。)

 

特に英進堂、北書店はぜひ行ってみたいと思わせる素敵本屋の香りがぷんぷんしましたので、とにかくこの2店を目指しつつ新潟市内の本屋さんをいろいろ巡ることにしたわけです。

 

ちなみに、この、「人」と「本屋」のインタビュー誌『HAB』。松井祐輔氏( エイチアンドエスカンパニー)が個人で企画、編集、DTP、営業を行なうリトルプレスで、とてもオススメです。特に、この新潟特集号はなんというか腑に落ちる話が多く、とても刺激を受けました。

 

関係無いですが、「腑に落ちる」という表現はなかなか言い得て妙で、「腑に落ちる」としか言えない感覚ってあるように思います。ずっとモヤモヤしていた考えがスッキリと見通しがよくなると言いますか。体の奥底の落ち着くべきところに収まると言うか。とにかくそんな腑に落ちる内容だったわけです。詳しくは、後ほど。

 

当初は、新潟から金沢、名古屋を回ろうかと考えたのですが、諸事情あり、というか予算の関係で新潟だけに……

 

東京から新潟は7時間ほど掛かるので、いったん高崎の実家で一泊し、翌日の朝から行くことにしました。

 

高崎の夜は、十数年ぶりに見た「高崎花火祭り」をタクシーから。

 

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ということで、高崎から各駅停車で新潟へ出発です。

 

願わくば、各駅停車の電車のように着実に多くの人を乗せて、少しずつ前へ進めますように。

 

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