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産業カウンセリング

21世紀カウンセリング叢書
産業カウンセリング

石田 邦雄 著
B6判 208ページ 並製
定価:1600円+税
ISBN978-4-411-00346-1(4-411-00346-5) C0011
奥付の初版発行年月:2002年05月/[2002年05月01日刊行]
在庫あり

内容紹介

産業カウンセリングとは、主に産業現場に働く者のために行われるカウンセリングである。どう人的資源を有効に活用するか、能力開発・自己開発へのサポート、「こころ」に病を持った人にどうかかわるかといった問題への対応を論じている。

著者プロフィール

石田 邦雄(イシダ クニオ)

1946年北海道生まれ。
産能大学経営情報学部卒。
日本国有鉄道(現JR)、会計事務所を経て現在有限会社石田コンサルタント代表取締役。中小企業診断士、社会保険労務士として多くの企業や団体などで主に人材育成や組織開発などに携わる。現在、産業能率大学経営開発研究本部委託講師をはじめ、中小企業大学旭川校登録研修指導員、高齢者雇用アドバイザーなど多くの公職をこなす。
最近はコンサルティングに加え、キャリア開発など、産業現場におけるカウンセリングの普及にも精力的に取り組む。中級産業カウンセラー、日本カウンセリング学会認定カウンセラーなどカウンセリング関係の多くの資格を取得し活躍している。
主な著書として、『人生今が本番いつも本番』(産能大学出版部)、『人生第2章〜今・ここからの出発』など。

目次

はじめに

第1章 産業カウンセリングとは?
第1節 産業カウンセリングの定義
第2節 産業カウンセリングの沿革
 1.アメリカにおけるカウンセリングの沿革
 2.わが国におけるカウンセリングの沿革
第3節 変わる産業構造と雇用環境
 1.産業構造の変化を概観する
 2.雇用環境の変化を概観する
第4節 産業カウンセリングへの期待
 1.これからの産業カウンセリングの必要性
 2.カウンセリングにおける三つの機能とその実践者

第2章 産業カウンセリングの具体的展開
第1節 改めて「産業カウンセリング」とは?
 1.求められる心の健康づくり
 2.心の健康づくりとますます重要になるラインの役割
 3.職場におけるカウンセリングが必要な時
 4.「治すカウンセリング」より「育てるカウンセリング」へ
 5.カウンセリングとコーチングの相違
 6.心の健康づくりに向けた管理監督者としての留意点
第2節 産業カウンセリングにおけるステップと具体的対応
 1.カウンセリングの準備段階
 2.リレーションづくり
 3.問題の核心をつかむ
 4.処理
 5.終結

第3章 主な理論・技法を職場に生かす
第1節 主な理論・技法とその実際
 1.来談者中心療法とその実際
 2.行動療法とその実際
 3.論理療法とその実際
 4.交流分析とその実際
 5.家族療法とその実際
第2節 その他の各種技法等を活用して
 1.積極的傾聴を組織に生かす
 2.フォロー面談・退職面談の実施
 3.調整役を担って
 4.心理テストの活用
 5.体験学習の勧め
 6.重要さを増すグループカウンセリング
 7.活用範囲の広い事例研究法
 8.増加する電話やメール等による相談
 9.教育研修等に関するカウンセリング技術を生かす

第4章 産業カウンセリングの事例
第1節 職場不適応に悩むI子の場合
第2節 定年後のソフトランディングに悩むE氏の場合
第3節 潔癖性に悩むM社長の場合
第4節 キャリア開発に悩むY男の場合
第5節 自己表現力等の不足に悩むHマネージャーの場合

第5章 産業カウンセリングの今後の展望
第1節 産業カウンセリングの現状と課題
第2節 産業カウンセリングの今後の展開
第3節 産業カウンセリングの様態
第4節 今後の産業カウンセリングに求められるもの
第5節 産業カウンセリングに関する主な各種資格
 1.日本カウンセリング学会認定カウンセラー
 2.キャリア・デベロップメント・アドバイザー
 3.家族相談士
 4.交流分析士

第6章 産業カウンセラーへの道
第1節 「産業カウンセラー」とは?
第2節 産業カウンセラーの資格と受験の仕組み
 1.初級産業カウンセラー
 2.中級産業カウンセラー
 3.上級産業カウンセラー
第3節 産業カウンセラーの活動内容
第4節 これからの産業カウンセラー像
 1.幅広い知識等を身につける必要性
 2.ひとつの流派にこだわらない勇気を
 3.自己保身に走らない
 4.”待ちのカウンセリング”からの脱皮を
 5.情報網や人脈を広げ、自分なりのネットワークづくりを
 6.求められる幅広い知識とたゆまぬ自己研鑽

おわりに
参考文献

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