幻想の帝国
山本 知子 訳, 加藤 かおり 訳, ギ・ソルマン 著
A5判 ページ
定価:2800円+税
ISBN978-4-411-00381-2 C0031
奥付の初版発行年月:2008年04月/[2008年04月10日刊行]
在庫あり
定価:2800円+税
ISBN978-4-411-00381-2 C0031
奥付の初版発行年月:2008年04月/[2008年04月10日刊行]
在庫あり
◉内容紹介
2005年の大半を中国各地で過ごしたギ・ソルマンは偶然にも全土で起こった人民の反乱に遭遇した。農民一揆、新宗教の誕生、労働者によるスト、民主化要求、環境保護運動とさまざまである。中国が開放へ向かうにつれて、人々は情報をたくさん得ることができ、その結果中国共産党に叛旗を翻す。数々の不正、権力の腐敗、検閲監視体制の強化、プロパガンダ。これらの抑圧は中国人民を憤らせる。彼らは爆発寸前である。都市化政策の下で何千万人という農民たちや高学歴の人たちが放置されたままでいる。著者は自由を求めて反抗する人々を訪ね、耳を傾けてきた。本書では普段聞こえてこない民衆の声が数多く見出される。
◉著者プロフィール
- 山本 知子
早稲田大学政治経済学部卒。東京大学新聞研究所研究課程修了。フランス語翻訳家。訳書に『中国の血』(文藝春秋)、『誰がダニエル・パールを殺したか?』(NHK出版)、『塗りつぶされた真実』『わたしは勉強したい中国少女マー・イェンの日記』(幻冬社)など。
- 加藤 かおり
国際基督教大学教養学部卒、フランス語翻訳家。訳書に『動くのは瞼だけ』(イースト・プレス)。
◉目次
序文
第一章 抵抗する人々
第二章 毒草たち
第三章 信仰ある者たち
第四章 虐げられた人々
第五章 搾取される人々
第六章 偽りの経済成長
第七章 民主主義の影
第八章 残酷な国家
第九章 党の終焉
第十章 中国と台湾
第十一章 モラルへの道
訳者あとがき
第一章 抵抗する人々
第二章 毒草たち
第三章 信仰ある者たち
第四章 虐げられた人々
第五章 搾取される人々
第六章 偽りの経済成長
第七章 民主主義の影
第八章 残酷な国家
第九章 党の終焉
第十章 中国と台湾
第十一章 モラルへの道
訳者あとがき