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 「どう生きるか」を主題に間主観カウンセリング

間主観カウンセリング 「どう生きるか」を主題に

伊藤 隆二 著
B6判 272ページ
定価:1800円+税
ISBN978-4-411-00355-3(4-411-00355-4) C0011
奥付の初版発行年月:2003年12月/[2003年12月01日刊行]
在庫あり

内容紹介

「間主観カウンセリング」とはあまり聞き慣れない言葉だが、簡単に言えば「主体」を離れたところに問題を設定することによって行うカウンセリングのことである。本来は、主体にあるとされる問題の解決方法をより主体を離れたものに求め、人間にとって「人生とはなにか?」という問題を追求する。現代の心理学のゆきづまりを打破すべく考えられた新たな心理学!

著者プロフィール

伊藤 隆二(イトウ リュウジ)

1934年2月3日生まれ。東京大学卒業(大学院博士課程修了、教育学博士)。専攻は「臨床心理学」。心理臨床経験は40年以上になる。神戸大学教授、横浜市立大学教授、東洋大学教授、帝京大学教授、米国カリフォルニア大学(UCLA)客員教授を歴任。主な著書として、『人間形成の臨床教育心理学研究』と、『続・人間形成の臨床教育心理学研究』(以上、風間書房)。他に『「心の教育」とカウンセリング』(第日本図書)、『こころの教育十四章』(日本評論社)、『伊藤隆二教育著作集(全5巻)』福村出版、訳書として、パールバック著『母よ嘆くなかれ(新訳版)』(法政大学出版局)など。

目次

まえがき

第一章  間主観カウンセリングの誕生
 第一節 現代心理学の批判
 第二節 臨床心理学の失望
 第三節 「客観」から「主観」へ
 第四節 間主観性の重要性
 第五節 間主観カウンセリングの誕生
 第六節 本当の臨床心理学
 第七節 間主観カウンセリングの核心

第二章  間主観カウンセリングの人間観
 第一節 「性善説」か「性悪説」か
 第二節 これまでのカウンセリング館
 第三節 「向善節」の誕生
 第四節 「向善節」に立つ人間観
 第五節 「自己」を超越すること
 第六節 心理カウンセラーの拠点
 第七節 「光」を見る目を持つ
 第八節 心理カウンセラーの役割

第三章  間主観カウンセリングの方法
 第一節 間主観カウンセリングの展開
 第二節 来談者と心理カウンセラーの「同行」
 第三節 心理カウンセラーの「肯定」
 第四節 来談者の「沈黙」
 第五節 心理カウンセラーの「間」
 第六節 来談者の「希望」

第四章 間主観カウンセリングの事例
 第一節 事例研究の意義
 第二節 R君の事例−その過程
 第三節 R君の事例−その考察
 第四節 心理カウンセラーの役割

第五章  間主観カウンセリングの評価
 第一節 間主観カウンセリングの「終結」
 第二節 「終結」後のこと
 第三節 心理カウンセリングの成否
 第四節 間主観カウンセリング開発の意義
 第五節 パラダイム転換を
 第六節 心理カウンセラーの自己評価

あとがき

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