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 アメリカ単独行動主義とその破綻の構造ユーロ対ドル

ユーロ対ドル アメリカ単独行動主義とその破綻の構造

相沢 幸悦 著
B6判 256ページ
定価:2300円+税
ISBN978-4-411-00353-9(4-411-00353-8) C0031
奥付の初版発行年月:2003年11月/[2003年11月15日刊行]
在庫あり

内容紹介

日本はアメリカEUと並び称されるようなアジア共同体結成に全力を投入しなければならない。戦後、50年以上経過した今、日本の生きる道を真剣に模索する時である。

著者プロフィール

相沢 幸悦(アイザワ)

1950年秋田県生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。長崎大学経済学部教授歴任のあと、埼玉大学経済学部教授、現在に至る。
主な著書として、『欧州最強の金融帝国・ドイツ銀行』(日本経済新聞社)、『日銀法二十五条発動』(中興新書)、『ユニバーサル・バンクと金融持株会社』(日本評論社)、『ヨーロッパ単一通貨圏』(東洋経済新報社)、『日本の金融ビッグバン』(NHK出版)、『日本型金融システムを求めて』(東洋経済新報社)、『ユーロは世界を変える』(平凡社新書)、『平成大不況・長期化の要因と終息の条件』(ミネルヴァ書房)、『現代資本主義の構造改革・危機をいかに克服するか』(ミネルヴァ書房)、『日本経済再生論・ドイツの生き方に学ぶ』(同文館出版)

目次

はじめに

第一章 アメリカはなぜイラク単独攻撃のふみきったか
 1.単独攻撃の大義名分
 2.イラク攻撃の本質
 3.イラク戦争とアメリカ民主主義

第二章 独仏がイラク攻撃に反対した理由はなにか
 1.ヨーロッパと日本
 2.ヨーロッパの反撃
 3.ユーロ対ドルの攻防

第三章 アメリカ経済と単独行動主義の弱点というのはなにか
 1.冷戦とアメリカ経済
 2.1990年代の好景気
 3.グローバリズムの三段階

第四章 いよいよヨーロッパと国際通貨ユーロの逆襲が始まる
 1.ヨーロッパ統合の進展
 2.ユーロの構造的諸問題
 3.ヨーロッパの台頭

第五章 アジア・ヨーロッパ・アメリカ「天下三分の計」をめざす
 1.アジア共同体の結成
 2.「天下三分の計」

あとがき

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