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 ジャック・デリダとの出会い、対話イスラームと西洋

イスラームと西洋 ジャック・デリダとの出会い、対話 L'Islam et l'Occident

小幡谷 友二 訳, ムスタファ・シェリフ 著
A5判 ページ 並製
定価:1700円+税
ISBN978-4-411-00377-5 C0010
奥付の初版発行年月:2007年10月/[2007年10月13日刊行]
在庫あり

内容紹介

2006年末ニフランスで出版されたL'Islam et l'Occident(Odile Jacob2006)の全訳である。対談のメインとして招かれたジャック・デリダは、自身の著作だけでなく、解説本も含めあいかわらず幅広い読者層を維持している哲学者である。ごく最近のものだけをとっても『哲学の余白』(上巻)(デリダ著)、デリダについての著作『デリダと歴史の終わり』スチュアート・シム)、『ジャック・デリダ』(ニコラス・ロイル)などが出版されている。

著者プロフィール

小幡谷 友二(オバタヤ ユウジ)

1969年生まれ・早稲田大学第二文学部(西洋文化専修)卒。中央大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。トゥーウルーズ第二(ル・ミラーユ)大学博士課程修了(文学博士)。平成10年以降「フランスのコンパニョナージュ」現地視察調査に参加。現在、中央大学、明治学院大学、立正大学非常勤講師。
主要論文に、「ジョルジュ・三度『フランス遍歴のコンパニョン』から現代のコンパニョナージュへ」(『中大仏文研究』第39号)
訳書に、ジャック・J・ローゼンベルグ『生命倫理学』(駿河台出版社)、レオン・ポリアコフ『反ユダヤ主義の歴史・第四巻・自殺するヨーロッパ』、ポリアコフ編・著『反ユダヤ主義の歴史・第五巻・現代の反ユダヤ主義』(共訳・筑摩書房)、他。

目次

序論 何にもまして友情が大切である
第一章 諸文明の未来
第二章 討論
第三章 アルジェリア人としての経験と思い出
第四章 東洋と西洋、同質性と差異
第五章 不正行為と急進的潮流
第六章 区別するべきか、関連づけるべきか?
第七章 進歩は完全である一方で不完全である
結論 私たちの生活には異なる他者が必要である
対談後記 南海岸からのアデュー、ジャック・デリダへ
訳者あとがき

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