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家族療法的カウンセリング

家族療法的カウンセリング

亀口 憲治 著
B6判 242ページ
定価:1800円+税
ISBN978-4-411-00354-6(4-411-00354-6) C0011
奥付の初版発行年月:2003年11月/[2003年11月13日刊行]
在庫あり

内容紹介

家族療法的カウンセリングとは、家族を支配している問題を、問題解決のために代替的なストーリーを適用して解決している手段である。現代の病理ともいうべき「家族問題」を癒す試みを数々紹介している。

著者プロフィール

亀口 憲治(カメグチ)

東京大学大学院教育学研究科教授(学校臨床総合教育研究センター付属学校分室長及び心理教育相談室長)、教育心理学博士、臨床心理士、家族心理士。
1948年福岡県北九州市に生まれる。1975年九州大学大学院博士課程全単位取得。
九州大学教育学部助手、福岡教育大学教授等を経て1998年4月より現職。この間、1980年より1982年までフルブライト研究員としてニューヨーク州立大学で臨床研究に従事。
国際家族心理学会日本代表、日本家族心理学会常任理事、日本家族カウンセリング協会副会長、家族心理士・家族相談士認定機構常任理事、NPO法人システム心理研究所代表。
主な著書として、『家族臨床心理学』(東京大学出版会)、『家族のイメージ』(河出書房新社)、『家族心理学持論』(放送大学教育振興会)、『現代家族への臨床的接近』(ミネルヴァ書房)、『家族の問題』(人文書院)、『家族システムの心理学』(北大路書房)、『家族の風景』(現代のエスプリ・至文堂)、『愛と癒し』(現代のエスプリ・至文堂)他
訳書としてミニューチン他著『ミニューチンの家族療法セミナー』(金剛出版)、ホフマン著『システムと進化』(朝日出版社)、キーニー著『即興心理療法』(垣内出版)、ゲルサー他著『初歩からの家族療法』(誠信書房)

目次

はじめに

第一章 家族療法的カウンセリングの理論的背景
 1.家族療法的カウンセリングの考え方
 2.家族療法的カウンセリングの歴史
 3.家族療法的カウンセリングの学派
 4.家族療法的カウンセリングの基礎概念

第二章 家族療法的カウンセリングの技法
 1.家族に溶け込む(ジョイニング技法)
 2.話を実演させる(実演化技法)
 3.「問題」を肯定的にリフレーミングする
 4.円環的な質問を繰り返す
 5.FIT(家族イメージ法)で自画像を描く
 6.家族が粘土で遊ぶ(家族粘土法)

第三章 家族療法的カウンセリングの事例
 1.子どもを怖がる幼稚園児
 2.家庭内暴力の保育園児に忍び寄った畏れ
 3.給食拒否に始まった小学生の不登校
 4.祖父の孤独に付き添った中学生の不登校
 5.犬に救われた不登校中学生とその一家
 6.親子で向き合った引きこもり問題

第四章 家族療法的カウンセリングの適応範囲とその評価
 1.家族療法的カウンセリングの適応範囲
 2.家族療法的カウンセリングの評価
 3.今後の展望

文献
あとがき
付録1
付録2

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